【水曜どうでしょうリスペクト企画】「サイコロの旅 in ASEAN」始めました
2013年に怒涛の勢いで実施した「ベトナム バイク縦断旅行」に続き、新たなる「水曜どうでしょう」リスペクト企画「サイコロの旅 in ASEAN」が2016年5月2日から決行されます。この初回投稿では企画の経緯を説明します。
2013年は「水曜どうでしょう」をもろパクリした「ベトナム バイク縦断旅行」、2014年は「JALグローバルクラブ加入の旅(記事未発表)」、 2015年は「ロシア ウラジオストク→ハバロフスク オケアン号の旅」と近年極端な旅行をしまくっているkgsiですが、今年2016年は原点に帰ろう!ということで、どうでしょうリスペクト企画「サイコロの旅 in ASEAN」が唐突に決行される運びとなりました。
はじめに
そもそも勤め先の株式会社e-birdは「水曜どうでしょう」を愛しています。愛しすぎてある種の経典となっています。どれくらい好きかといえば、2013年の夏、彼らが行った原付きベトナム縦断を酒の勢いで本気半分冗談半分のりで「やらないですか?」といったら「やろう」と孫正義ばりに代表が即答し、気が付くとその年の末に本当にバイクを購入して縦断してしまう、ほどのどうでしょう好きな軍団です。
そんな我々が今回GWに実施する企画は、「サイコロの旅」のオマージュ「サイコロの旅 in ASEAN」。 「水曜どうでしょう」の企画「サイコロの旅」は日本国内が対象でしたが、今回の企画はそれを飛び越えた「行き先をASEAN各国に設定したサイコロの旅」というグローバルなゲームです。
余談ですがそんな弊社はただ今旅好きで優秀なWebデザイナー、エンジニアを募集中です。興味がある方がいましたらぜひ以下からご応募ください。
きっかけ
元々自主的に弊社代表と自分が「ASEAN諸国をすべて周り、制覇する」ことを目標としていたのが事の始まり。なんやかんやあって「このGWはもう二度と行きそうにないブルネイとその周辺国を攻めようか〜」という流れになっていましたが、ブルネイ以外の行きたい国がイマイチ決まりませんでした。
そんな中、「水曜どうでしょう」の「サイコロの旅」をふっと思い出したkgsiが、
「サイコロの神様に決めてもらうのはどうっすかね?」
といつものノリと勢いで何も考えていない発言をしてみたら、参加者にクリーンヒット(驚愕)。気がつけば「サイコロの旅」グッズを購入し、とりあえず企画会議しよう!という流れになりました。「水曜どうでしょう」好き過ぎだろ我々。
「サイコロの旅 in ASEAN」のルール策定
場当たりな企画会議の結果、某ゲームリーダーが導き出した今回のルールを説明しましょう。
- 行き先対象はASEAN加盟国である、インドネシア,カンボジア,シンガポール,タイ,フィリピン,ブルネイ,ベトナム,マレーシア,ミャンマー,ラオスが対象(全10か国)
- 滞在都市は各国の首都のみ
- 10カ国をランダムに選び、1から6までのサイコロの目に行き先を書いていく
- さすがに重複は厳しいので、一度選ばれた国は次回以降のサイコロから除外する
- 企画と言っても個人的な旅行となるので金額的な制約がある。そのため渡航先についたらサイコロを振るのではなく、サイコロを事前に投げきって渡航先を決定しておく
- 最大渡航国はGW休暇期間という絶対的な制約の都合、基本4都市まで。ただし、補助ルールとしていい目が出たらサイコロの目通り、6カ国渡航とする
- 直行便がない場合・または直行便があっても金額が高い場合、中継国を挟むのは有り
- 必ず決定した国順に渡航していく
- 弊社代表と自分が一投ずつサイコロを投げる。交互になげてルートを確定させる
なお、このルールとは別に我々の事情として、我々には以下の思惑があったりします。
- ブルネイは死ぬまでに1度しかいかないだろうから、この機会に行きたい
- タイ・ミャンマー、ベトナムは行ったことがあるので避けたい
- タイはしょっちゅう行ってる。目新しさがまったくない
- ミャンマーに至っては全員が最近渡航したばかりで、しかもASEANで唯一ビザ発行の必要がある国なのでめんどくさい、絶対に避けたい
そう、実はASEAN加盟国のいくつかはもう行ったことがあります。特にタイには弊社の子会社があり、自分も年末年始に出張に行ったばかりです。そういった事情があるのにかかわらず、ゲームとしての面白さと、企画を正しく成立させんがためにASEAN諸国全てを対象にしています。行ったことのある国や行きたくない国が出てしまう可能性が高いという、誰も強要もしていないのに気がつけば大きなリスクを抱えてしまう、恐怖の企画となりました。
サイコロをふる上で準備したもの
サイコロの結果
一つ出目を間違えれば、全く目新しくない国に行く可能性がある、「ASEAN制覇」という当初の目的を大きく逸脱したゲーム。
既に目的と手段を忘れたルールとなった中、運命を決めるサイコロの出目は以下のようになりました。
第1投目(弊社代表)
「ラオス」→「やったぜ幸先いいな!!」
第2投目(自分)
「ブルネイ」→ 「よっっしゃぁあああ!!!!」
第3投目(弊社代表)
「フィリピン」→ 「おっけおっけえぇえ!!!!」
第4投目(自分)
「タイ」→ 「お、おおぅう...」
第5投目(弊社代表)
「カンボジア」→ 「おお、、いや嬉しいけど、このルートとこのタイミングでカンボジア….」
第6投目(自分)
「マレーシア」→ 「いや、もうむりだろこれ…」
1投目から3投目までは理想的な出目でしたが、4投目にしてタイを出してしまい意気消沈...。
5、6投目を投げてみたものの出た国を見てスケジュールと金額がやばいことに気づいて理性がやめろと囁く….
日和ってしまった我々が、金額とスケジュールを考えた上で導き出した旅程、それは1投目から4投目までのルートでした。
決定ルート・スケジュール
ルート
金額とスケジュールとサイコロの出目を考えた最終ルートが確定しました。時期的に一番行きたくなかったミャンマーを外せたのは不幸中の幸いといったところでしょう。サンキューサイコロ。
そして何事もなかったように企画上都合の悪いルートには行かないで軌道修正する我々は間違いなくどうでしょうファンです(草
スケジュール
2016年5月2日〜2016年5月10日
そして
サイコロの神様はまぁまぁの出目を提供してくれました。しかし本当の難題はこの先に行う「計画」フェーズにありました。次回は予想以上に大変だった「計画編」を書きます。(続く)
※ちなみにこの記事を書いているのが出発前日です。無事帰れたら実施編も書きます。
その後
現在(2016/05/08)旅行中です。 乱雑ですが、現地で書いた経過レポートをまとめてます。